子どもと過ごしていると、ふと自分の幼少期がフラッシュバックされることがあります。
先日、家に帰ると、子どもが「ぱぱー、ぱぱー」と駆け寄ってきました。その後手を洗い、うがいをし、服を着替え、少し遊んで、ご飯を食べようと席に座ったところ、子どもが足元に来て「だーだー」というので、ひざに座らせました。
その途端、自分の目の前がタイムスリップ。今は昔、平成初期の時代、父が帰ってきて、ひざの上に座って、海苔巻きご飯を食べさせてもらった光景が目の前に鮮明に浮かび上がってきたのです。
そういえば、子どものころ、お父さんが帰ってくると、何故かわくわくして、嬉しくて、特別な感じがしていたなーと懐かしくなりました。
記憶が蘇ると、その頃感じた匂いや音まで感じられるような気がして、ノスタルジックな気分に。
今自分が、自分の子どもに同じように海苔巻きご飯を与えているというのも、その頃の深いところにある記憶が蘇って、深層心理のところで自分の行動に影響を与えているのかなーと思いました。
これから20年、30年経ったある日、同じように自分の子どもが、彼の子どもをひざに乗せ、令和初期の時代に思いを馳せる日が来るのかなとそんなことを考える今日この頃でした。