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子どもが離乳食を投げ捨てそうになったから褒めてみた-半分こ作戦決行秘話

子どもと過ごしていると、子どもが一般的には悪いと思われる行為をすることが多々あります。その時にどうしたらいいのか。今一番悩んでいることです。今回は子どもが離乳食をポイ捨てするときの対応について実践したことを書いてみたいと思います。


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必ず教えなければならないこともある

判断が簡単なこともあります。例えば、コンセントの穴を触ろうとすること。万が一のことが起こればとても危険な行為なので、しっかりと注意します。「これは痛いよ、これば熱いよ」など、少しずつ体験させて覚えてもらうという形で身の危険を回避する方法を一緒に学ぶように心がけています。

 

離乳食ポイ捨てはどう注意しよう?

一方で、悩んだのが、離乳食を食べているときに、離乳食をポイッと投げ捨ててしまうこと。たぶん子どもの中で何かしら楽しんでいたり、不思議に思っていたり、意思を表示していたりするのかな?と思うのですが、どのように注意すればいいのかが謎でした。

そこで、色々悩んで言葉かけてみたのですが、どれもしっくりこず、いっそのこと褒めてしまえ!という結論に至ったのです。

 

ポイ捨てと言う行為自体を無かったことに

ただ褒めるといっても、「ご飯をポイっと捨てるなんて偉い、偉い」なんて褒めていたら、ポイ捨てを助長してしまうことになります。

そこで思いついたのが、そもそも注意しなければいけない「ポイ捨て」という行為を始めからしていないことにすれば良いのではなかろうか、と言うこと。

具体的には、ポイ捨てする前に、褒める、感謝する、喜ぶということを実践しました。

 

半分こ作戦の決行

つまりどういうことかと言うと、赤ちゃんがご飯を食べているときは一緒にご飯を食べますが、赤ちゃんがご飯を右手で捨てるそぶりを見せた瞬間、自分の手を右手の下に差し出して、「え、分けてくれるの!!??? 優しい!!!! ありがとう!!!! 嬉しい!!! 本当にくれるの!!???」と褒めに褒めます。

そして、その手から半分だけご飯を貰い、「本当に優しい!!! そしたら、パパと半分こ!」と半分ずつ食べるようにしてみました。

すると、先ほどまでポイ捨てしようとしていたご飯を自分のお口まで持っていって、もう一度食べてくれるのです。

食べてくれたらすかさず、

「半分こすると美味しいね!! 一緒に食べるから美味しさが倍増するね! 本当に優しいね!」と褒めちぎり、食事を続けるようにしました。

こうすることで、

捨てるという行為自体を無くすことができ⇒注意する必要もなくなり⇒半分こすると嬉しいという気持ちも芽生え⇒人に優しくなる

という効果が期待できるようなったのです。※個人の見解です

これでいいのか分からないが注意する負担は減り、褒める機会が増えた

今回試してみた半分こ作戦。この作戦の決行により、私は新たな理論、名づけて

ポイ捨てとめるということは、半分こを推奨し実行に移すことで激褒めの機会を増やし、同時にポイ捨てと言う行為をそもそも存在しなかったかの様に消し去ることができる上、赤ちゃんが優しい気持ちを持つようになると共に親も心地よく嬉しい気持ちになる理論

を打ち立てることができました。科学者冥利に尽きます。

さて、今回試してみた半分こ理論ですが、実際に教育学上の見地から効果的な方法なのかは分かりません。

しかし、一日の中でご飯を食べる機会は多くある中、注意する機会=親の心の負担が軽減し、褒める機会=子どもが嬉しいと思う機会=親が心地よくなる機会を増やすことができたという点において、子育てをもっと楽しむことができるようになったかなと思いました。

 

終わりに

今回は子どもが離乳食をポイ捨てしそうになったときに試してみた方法をご紹介してみました。まだまだ子育ては長く続くので、子どもも親もストレス無く過ごせるよう、今後も更なる工夫を実践したいなと思います。

 

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